令和２年２月６日（木）に鴻巣市文化センター（クレアこうのす）において、地域資源の質的向上を図る共同活動に取り組む組織を対象に研修会を開催したところ、125組織、280名の方々に参加いただきました。

研修では「コンクリート開水路の変状と簡易補修」について、関東農政局土地改良技術事務所保全技術課の及川課長に講師を務めていただきました。
コンクリート水路に見られる主な変状と点検・診断のポイント、水路の簡易補修における補修材料と施工方法について、具体的な事例をスライドで見ながら講義いただきました。

その後、事例発表として、今年度、優良事例表彰を受けた２つの活動組織から、地域での活動内容について発表いただきました。
熊谷市の玉井地区活動組織からは、「活動を通した地域コミュニティの強化」として、非農業者を交えての清掃活動やコスモスの植栽など活動についての発表がありました。
また、春日部市の小平農地環境保全組合からは、構成員のキャリアを活かし、素掘り水路からコンクリート水路への更新に取り組む活動が紹介されました。

参加した活動組織の方々には、今後の活動の参考にしていただければと思います。

（会場の様子）　　　　　　　　　　　　　　　（研修の様子）

（事例発表：玉井地区活動組織）　　　　　　　（事例発表：小平農地環境保全組合）