「水土里ネット」は、全国約6,300の土地改良区・連合と、
全国土地改良事業団体連合会、47都道府県土地改良事業団
体連合会の愛称です。

  土地改良区は、地域により開かれ、より身近に感じてもらえる
改良区をめざし、「21世紀土地改良区創造運動」を全国ですすめ
ています。 その一環として平成13年11月から14年3月まで、こ
れからの土地改良区にふさわしい愛称を広く募集し、全国から22,
254点の作品が集まりました。 応募作品は有識者などで構成され
た「土地改良区の愛称を考える会」で検討を加え、全国各地での
意見交換、土地改良区などによる全国投票を経て平成14年10月、
最終決定されました。


   愛称は『水土里ネット』

  土地改良区の愛称は、21世紀土地改良区創造運動の一環として、
土地改良区が身近で親しみやすい組織として、地域に、そして広く国民
に認知してもらうことを目的としています。

農業用水・地域用水などをイメージ
土地・農地・土壌などをイメージ
農村空間・農家や地域住民が一体となった
生活空間などをイメージ
そして「水土里」は豊かな自然環境・美しい景観を意味し、おいしい水、きれいな空気など清廉なイメージを表現しています。
地球10周分の
水路ネットワーク
農家、地域住民等の
ネットワーク
資源循環の
ネットワーク

土地改良区は、全国の40万Kmに及ぶ水路等のネットワークによって農村の健全な水循環を形成し、農地を潤すことにより安全で安心な「食」と「農」の基盤づくりを担うとともに、これが国民共有の財産である美しい農村の基礎ともなっているとの役割を地域及び国民にアピール。

人、物、情報のつながりにより、農家のみならず、地域住民や都市住民と連携(ネットワーク)して、「水」、「土」、「里」を 創造し、都市と農村の共生対流を促進。

農村で発生する有機性資源(集落排水汚泥等)の農地への還元など、廃棄物のリサイクルによる資源循環を通じ、循環型社会の構築に取り組む。